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​子どもスケッチ大会
特別賞受賞作品展

第11回・12回・13回(平成7年・8年・9年)2023.7.21. fri - 8.31 thu

過去第11回から第13回のスケッチ大会において、特別賞を受賞した子どもたちの作品と絵画指導にあたった先生方の作品「森林浴と子どもスケッチ大会特別賞受賞作品展」を同時に開催いたしております。

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森林浴と子どもスケッチ大会 

夏休みの親子のふれあいの場となるイベント「第37回 森林浴と子供スケッチ大会」を今年も開催。併せてご好評をいただいております「虫と植物の観察会」も実施いたしました。

 美術館内では、過去第11回から第13回のスケッチ大会において、特別賞を受賞した子どもたちの作品と絵画指導にあたった先生方の作品「森林浴と子どもスケッチ大会特別賞受賞作品展」を同時に開催いたしております。8月2日からは、今年度の入選・入賞作品も展示されております。

​第37回森林浴と子供スケッチ大会 講評

 灰色におおわれた空の下、暑さが和らぎ、絶好のスケッチ日和になりました。森を渡る風は爽やかで、虫の鳴く声や小鳥たちのさえずりが心地よく聞こえてきます。

 新型コロナウィルスは令和5年5月8日以降は、5類感染症に移行したため、 今年は人数制限なく、例年通り自由参加で開くことができました。参加してくださった皆さんは一所懸命にスケッチに取り組んでくださいました。

 全体として、力作が多く、楽しく審査させてもらいました。限られた時間の中で集中して制作している姿が伺え、嬉しかったです。

 幼児から小学校低学年の作品では、自分の興味のあるものを、画面いっぱいにのびのびと描いていて好感が持てました。

 中学年からは、一本一本異なる竹の表現に、観察力の高さを感じる作品が多く見られました。

 高学年から中学生の作品では、テーマが明確になり、何を語りたいかが伝わってくる作品が見られました。遠近法や構図の工夫もすばらしく、見ごたえがありました。

 

 また、時間の許す限り粘り強く取組み、完成度を高めようと努力する姿にも感心しました。  毎年参加する人の中には、同じ場所で描く人も少なからずいると聞きました。同じ場所でも1年たつと木々も成長・衰退し、形や色が変化するものもあります。また、天気も時間も大きく影響します。皆さんも、来年もぜひ参加して、その変化を楽しんで、また作品にしてほしいと思います。また、来年お会いいたしましょう。

スケッチ大会講師

山下三千夫(画家)  日置 誠(鹿児島高等学校教諭)  吉村英彦(西紫原中学校教諭)

宮路重成(一般社団法人スマイル)

第37回 緑の美術館 賞

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