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グッドバイ 山下三千夫
没後一年 画業60年の軌跡
2025.11.8(土)〜12.26(金)

画家 山下三千夫が、 昨年8月15日に急逝してから早いもので一年が経ちました。まだまだお別れができない気持ちの方も多いのではないでしょうか。
山下三千夫は1948年生まれ、現在の坊津町久志に生まれました。大らかな自然の中、母方の祖父母に育てられました。漁師であった祖父の大事な船の帆を切り取って画用紙代わりに使うなど、絵が好きな子どもでした。中学卒業後、大阪、東京などで、生活の苦難と闘いながら独学で絵を描き続けました。
初期の独特な心象画に始まり、パリ留学の成果、河鹿山荘での模索の日々を過ごした後、静謐な静物画と秀逸な風景画を生み出し、さらにデフォルメされた固有の女性像を完成させました。女性像には、常に自身の母親像が根底にありました。晩年になると、次第に明るい色相の作品が増えていきました。自己のスタイルを限定することなく、時代の潮流に敏感に反応しながら自分なりの表現を追求しました。生涯特別な師は持たず、また どのグループにも属さず、個展のみで活動を続けました。
本展では、「不確実な時代」「動物と遊ぶ」「海との語らい」「静物・無言の会話」「女性」の5つのテーマを取り上げ、画業60年の軌跡を辿ります。
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